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米コダック、サムスンを特許侵害で提訴

破産法適用を申請中のEastman Kodakは、このところ立て続けに特許侵害訴訟を起こしているが、またしても新たな訴訟を起こした。

Kodakは米国時間1月18日、サムスンがデジタル画像処理に関する特許5件を侵害したと主張して、同社を提訴した。

ニューヨーク州西部地区連邦地方裁判所に提出された訴状(PDFファイル)では、デジタルカメラから画像を送信する機能、画像を電子メールで送信する機能、携帯電話またはWi-Fiネットワークを介して画像を送信する機能などの技術に関連する特許をサムスンが侵害したと主張している。

問題となっている特許5件

米国特許第6292218号:「動画のプレビュー中に静止画の取得を開始する電子カメラ」

米国特許第7210161号:「ネットワーク設定ファイルを使用して電子カメラからサービスプロバイダーに画像を自動送信する方法」

米国特許第7742084号:「電子スチルカメラから画像を自動送信するためのネットワーク設定ファイル」

米国特許第7453605号:「デジタル画像を取得して電子メールアドレスに転送する方法」

米国特許第7936391号:「携帯電話ネットワークおよび無線LANネットワークを介し、宛先を選択して画像を送信する通信インターフェース搭載のデジタルカメラ」

Kodakは、LG、Motorola、Nokiaなど30社を超える技術企業に同社のデジタル画像処理関連特許をライセンス供与しており、これらのライセンスではすべてKodakに特許使用料を支払う義務があると述べている。

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